謎の携帯ストレージバックアップ装置
2004/10/25作成
○デジカメにはまる
最近、デジカメにはまってしまいました。
キャノンの一眼デジカメなのですが、一眼デジカメは怖いですね。
次から次へといろんなものが欲しくなってしまいます。(欲しい欲しい病というらしい)
一眼デジカメでは、フィルムが要らない分、フィルム代わりとなるメモリーないと眠れない日々が訪れます。
メモリーをたくさん買うのもいいのですが、バッテリーで動いて、CFとかSDからHDDとかに自動でバックアップする装置なんかを作れば、ひょっとして売れるんじゃないかなと思っていたら、すでにありました。
有名なところでは、飛鳥のTripperシリーズとか、ニコンからも出ていますね。
安いものでも20GBで30000円くらいします。
こりゃダメだと半分あきらめていました。
○USB2.0
せめてCFとかSDの転送速度をなんとかできないものかと考え、今使っているUSB1.1のカードリーダーに限界を感じて、USB2.0対応のカードリーダーを求めて、ふらりとアキバへと足が向いていました。

古いUSBカードリーダー
なにげにカードリーダーを見ていると、いろんな種類のがあるある。
定番ものからキワモノまで。
そんななか見つけたのが、これ。

コレ。
かなりキワモノオーラがただよってます。
7980円という微妙な価格設定も泣かせます。
裏にある英語の商品説明を読んでみると、
- USB2.0対応
- プラグアンドプレイ
- 外部電源不要
- USB経由で12Mbps出る
- 100GBまでの2.5インチか1.8インチのハードディスクを入れられる
- LCD付いてる
- フラッシュメモリのバックアップができる
- スタンドアロンで動く
- リチウムイオンバッテリで動いている
- オートパワーオフ付き
というようなことが書いてあります。(一部省略)
もし、それが本当なら、飛鳥やらニコンやらの高いのを買わなくてもこれで十分ということになります。
こういうときの損得勘定は私は速い。(多くは間違っているが・・)
- 動けばラッキー
- もともとUSB2.0のカードリーダーを捜しにきたんだから、動かなくても当初の目的は果たせる
- ふつうのUSB2.0のカードリーダーは2000円から3000円くらい
- 2.5インチのHDDをUSBにする箱は2000円くらい
- リスクは2000円程度
ということで、購入決定。
○スペック的なところ
スペック欄にはこんなことが書いてあります。
- 内蔵8K SRAM
- 内蔵64K フラッシュROM
- 軽くて持ち運びに便利(90×151×32mm)
- 内蔵バッテリー(900mAhのリチウムイオンバッテリーが2つ)
- 2.5インチか1.8インチのIDEハードディスクコネクタ付き
- 直流12V
- 2.5時間作動
一番気になるのは稼働時間です。
飛鳥のTripperNEXTが30〜40分というのを考えると、かなりがんばっているほうだと思います。
うーん、久しぶりにいい買い物したかな。

いい買い物?
○分解する
ではさっそく分解

分解
リチウム電池が2つとか書いておきながら、1個しかないじゃないかとちょっぴりいじけてみたのですが、どうやら900mAh/7.4Vのを2つ束ねたもののようです。
これならリチウム電池がへたっても、どっかを探せば代わりを見つけられそうです。
ただ、こまったことにハウジングがめちゃめちゃムリがあります。
HDDをあててみると、バッテリーともろに干渉してしまいます。
実は、バッテリーは両面テープでくっついているだけなので、ペリペリ剥がしてHDDをあててみてからもう一度貼り直せばOKです。

ぱっつんぱっつん
それより問題は上の方です。
上のクリアランスはかなり厳しいです。
HDDの両角がネジ用に突き出たプラスチックと直接接触してます。
できれば、ここには気持ちだけでも緩衝剤を入れておきたいところです。

このへんがあたってる
ちなみに、今回中に入れたHDDは、日立のTravelstar DK23FB-60(60GB 5400rpm 9.5mm)です。
少々オーバースペックです。
○使ってみよう
実は、いきなり使うのは気が引けたので、古いHDDで試してみました。
- HDD:IBM DSOA-21080 (1GB)
- CF:TDK 48MB
結果は・・・
たった48MBなのに帰ってくるまで30分かかりました。
やっぱり安いのはダメなのかなと思いつつ、今度は60GBに置き換えてみました。
- HDD:HITACHI DK23FB-60(60GB 5400rpm)
- CF:GREENHOUSE GH-CF512MX(512MB 30倍速) 約450MB使用
結果は、約8分で帰ってきました。
これだったら十分に実用に耐えられます。
前のがダメだったのは、たぶんHDDが古すぎたのでしょう。
なんせMMXが出るか出ないかのころのHDDですからね。12cm厚だし。
8分間使ってみて、電池の消耗もほとんど見られません。
少なくともバッテリー表示窓ではまだ満タンのままでした。
○ここがダメ
USBの接続端子が独自仕様になってます。
USBとminiUSBという2つの端子が見えますが、パソコンとの接続はminiの方を使います。
フルサイズのUSBはUSBストレージを入れて、HDDにバックアップするために使うみたいです。
確認してないのでわかりませんが。
このminiUSBというのが、一般的なminiUSBじゃなく、これまでみたことのないものでした。
参考までに、2つのケーブルを並べてみたのですが、よけいわかりづらいですね。
左がHHKBのUSB端子や、OpenMGのウォークマンやCLIEの接続端子とか、Che-ez!の端子もそうでしたが比較的よく見るminiUSBで、右のがこれ用のminiUSBです。

特殊規格
○総括
ということで、7980円とHDD(実売15000円)でけっこうなものができてしまいました。
飛鳥のやつはHDDの換装ができないので、不便ですが、こっちは余ったHDDを使えるのでずっと利便性がいいはずです。
今回は比較的すんなりと動いてくれましたが、試される方はあくまでも自己責任でやりましょうね。